多面にラベル貼りを行う「ロボットラベラー」のご紹介

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ロボットにより様々な面へのラベル貼りを可能にします

 TOPPANインフォメディアは2017年1月に、従来のラベラーでは対応が難しかった製品の様々な面へのラベルの自動貼りを、カメラと多軸ロボットを組み合わせることで可能にした「多面貼りロボットラベラー」を開発しました。個体識別からラベル発行、NG品排出までを自動化することで、生産効率向上に貢献します。
機械による自動化は、作業者の技量や経験値に左右されることが少ないため、生産ラインの合理化が図れます。

ロボットラベラー
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開発の背景

 製造業では、高機能化や多様化する市場のニーズに応えるために品質向上やスピードアップ、コスト削減など生産の効率化、業務改善の課題と日々向き合っています。また、近年社会問題として注目される人材確保の難しさや現場に人が入ることによる人的リスクの観点からも、生産ラインの機械化・自動化はインフラ面の対策として、これまで以上に需要が増しています。
 今回、開発した「多面貼りロボットラベラー」は、こうした課題に対応し、生産ラインの合理化に応える製品です。

製品の特長

ロボットアームによる多面貼り

1 ロボットアームによる多面貼り

 多軸ロボットアームを搭載しているため、製品の多面に貼ることができます。コンベヤから流れてきた製品を回転させることなく、ティーチングした面(製品の底面以外)へラベルを貼ります。

5台のカメラでワークを正確に認識

2 5台のカメラでワークを正確に認識

 製品に付与されたコード情報を5台のカメラで正確に読み取り、情報に紐づいた多品種のラベルを発行します。

NG品の自動排出

3 NG品の自動排出

 ラベルを貼った直後のインライン検査により、文字欠けや貼り位置不良、印字不良を見つけ排出。ラインを止めることなく品質の安定化につなげます。

各種センサーでモニタリング

4 各種センサーでモニタリング

 製品のサイズやラベルの印字内容、処理数など、各種センサーの読み取り情報を可視化し、IoTを意識したモニタリング機能を備えています。

活用事例

■ SCMラベルの発行と自動貼り
メーカーさまの工場からの出荷シーンにおいて、上位データに紐づいた小売り店ごとに異なる印字レイアウトを自動抽出し、SCMラベルを発行します。座標データを抽出し、ロボットアームでコンテナや段ボール箱の指定位置に自動貼りします。

ロボットラベラー導入事例はこちら

製品仕様

標準モデル機

最大ラベル幅

25~70mm

最大ラベル長

19~40mm

最大印字幅

105.7㎜

ラベル巻外径

Φ150㎜

紙管内径

3インチ

ラベル貼精度

±2㎜以内

処理能力

6~15枚/分
ラベルの貼り付け位置によります

電源

200V×1 単相
100V×2 単相

電気容量

4KVA

サイズ

1000(W)×2000(L)×1600(H)㎜

重量

260㎏

総エアー

0.5Mpa

対応可能なラベル幅とラベル長につきましては、ご相談ください。
設計図

ぜひ当社にご相談ください!

ロボットラベラーにご興味をお持ちのお客さまは、以下よりぜひお気軽にお問い合わせください。


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