ディレードラベル/感熱ラベル

加熱により活性化する接着剤が塗布されているため、剥離紙が不要のラベルです。

ディレードラベル

特長

 ディレードラベル(感熱ラベル)の裏面には、常温ではベタつかず、熱を加えることで活性化する接着剤がコーティングされており、専用のラベラーによって貼付します。

フタル酸ジシクロヘキシル(DCHP)フリー

 当社のディレードラベルは、フタル酸ジシクロヘキシルを含有しないラベルです。
従来のディレードラベルの糊に含まれているフタル酸ジシクロヘキシルは、欧州の化学物質規制であるREACH規則の高懸念物質(SVHC)に指定されているなど、グローバルなサプライチェーン管理の観点から、今後の動向に注意が必要な物質とされています。将来的な化学物質規制リスクを回避した安心・安全なディレードラベルの提供が可能です。
ディレードラベル糊面

熱で活性化する接着剤のため、剥離紙が不要です。

剥離紙不要による環境配慮

 剥離紙が不要なので自然保護とともにゴミの減量化、また廃棄処理・焼却の手間を省くことができ、SDGsの趣旨に沿った訴求が可能となります。
 また、環境負荷の低減効果として、タックラベルと比較し、剥離紙の分の原紙材料で約30%、ディレードラベラーの使用による排出量を加味しても全体で約18%のCO2排出量削減に貢献します。 
※当社試算 ラベラータクト 60本/min想定

ディレードラベル

同一の巻径でより多くのラベルを収容します。

作業効率の良さ

グルーラベルに必須であった糊の濃度・塗布量の管理が不要なため、糊の管理、補給、清掃といった付帯作業が一切発生しません。これにより、運用負荷を大幅に軽減するとともに、生産ラインの省人化に大きく貢献します。
・剥離紙がないため、より多くのラベルを 1巻に納めることができ、ラベル交換頻度を減らすことができます。

※高温環境での輸送・保管は、粘着剤が活性化し、ラベルがブロッキングをおこす可能性がありますので、夏場の輸送・保管は温度管理が必要となります。
※ラベル間に隙間がないため、デザインに制限が生じる場合があります。

用途

ディレードラベルの用途

・栄養ドリンク剤
・酒瓶
・調味料
 などの各種デザインラベル

CONTACT
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