導⼊事例 5:ロボットラベラー<トイレタリーメーカーさま>
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【導入事例 5】
指定した面へのラベリング
ロボットラベラーの導入事例をご紹介!
トイレタリーメーカー ロボットラベラー 多面貼り 印字/検査
導入の背景/課題
トイレタリーメーカーさまでは、ピッキング済みのコンテナに小売店ごとに異なるSCMラベルを貼付していたが、貼付するラベルの位置や印字内容が小売店ごとに異なるため、管理対応に困られていました。また、そこで貼り位置や印字内容の間違いが発生してしまうと、小売店での自動受け入れ時のトラブルへと繋がってしまうというお悩みを抱えておりました。SCMラベルの印字レイアウトの一括管理、ラベル発行、指定した面へのラベル貼付をご要望とし、当社にご相談いただきました。
※SCMラベルとは「Shipping Carton Marking」または「Shippng Container Marking」の略で、「出荷梱包表示ラベル」と呼ばれます。
※SCMラベルとは「Shipping Carton Marking」または「Shippng Container Marking」の略で、「出荷梱包表示ラベル」と呼ばれます。
解決へのご提案
システム概要
ピッキングを終えコンベヤ上を流れてきたコンテナに表示された「コンテナNo.」をバーコードリーダーで読み取りを行います。
「コンテナNo.」に紐づけられたラベルデータを照合し、小売店ごとに異なる印字レイアウトを自動抽出し、SCMラベルを発行。座標データを抽出し、多軸ロボットでコンテナの指定面および指定位置に自動で貼り付けるシステムです。
〔 ポイント 〕
・上位データに連動し、小売店指定のSCMラベルの印字レイアウトを抽出
・上位データから座標データを抽出し、多軸ロボットでコンテナの指定面および指定位置に自動貼り
【導入頂いた製品】
- 多軸ロボット(コントローラ、安全柵を含む)
- ラベル吸着ハンド
- 熱転写プリンタ
- 制御ソフト
ラベラー導入後の効果
【 課題 】
● 小売店ごとに異なるラベルを管理し、人手により指定した場所への貼付を行っていたため、貼り間違いが生じてしまっていた。
● 各小売店ごとにラベルの貼り位置が異なるため、ラベルを貼るためにコンテナを回転させる必要があり、生産効率が悪かった。
● 小売店ごとに異なるSCMラベルを指定した位置へ貼付するという複雑な工程が行える人員が少なく、人材確保の難しさを常に抱えていた。
【 効果 】
● 上位データに紐づいたラベルの発行と貼り付けの自動化により、ラベルの貼り間違いによる小売店の自動受け入れ時のトラブルを大幅に改善した。
● 1ライン上でコンテナの天面と4側面にラベルを貼ることができるため、従来では対応が難しかった多品種・混載ラインの生産合理化に貢献した。
● 煩雑な工程のオートメーション化により、作業者の配置が不要になり、人材確保の負荷が軽減された。
ラベルのご利⽤⽅法やシーンなどをお伝え頂ければお客さまに最適なラベラーをご提案させていただきます。
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